ヌメ革メッセンジャーバッグ『costa』キャメル

古来からの鞣（なめ）し製法、「植物タンニン鞣し」で仕上げられた成牛革で、シンプルな斜め掛けメッセンジャーバッグを作りました。

★ご購入の前に、下記URLページを必ずご一読ください。★
http://www.creema.jp/c/kaleido

『costa』は海岸線のこと。自然な革の形状が、まるで地図に描かれた大陸のように見えてきませんか？

＊材質：タンニン鞣し成牛ヌメ革（厚みのあるシュリンク加工）
＊サイズ：高さ180×最大幅280×マチ65ミリ／ショルダー紐最大1200ミリ（多少の誤差はお許し下さい）
＊カラー：キャメル（経年、摩擦等で少しずつ飴色に変化します）

【こちらの作品では、「成牛ヌメ革」を使用しております】

ヌメ革とは…植物タンニンでなめされた革のこと。
植物のタンニンは「皮」に含まれているコラーゲンと結びつく性質があり、この性質を利用してコラーゲンを皮から取り除くことで皮を鞣し「革」に仕上げたものがヌメ革なのです。

「皮」は生き物から剥いだ状態のもの。そのままでは固くなってしまったり、腐ってしまったりします。

革の鞣しは、現在は「クロム鞣し」といって鉱物のクロムを用いる方法が一般化しています。
しかし最近になって、植物タンニン鞣しの革の魅力が注目されてきています。

タンニン鞣しの革のメリットは、クロム鞣しのように安定した素材でない代わりに、変化が楽しめる素材です。

手にしたときが完璧なのではなく、長い時間をかけて愛着が増していく素材とも言えます。

古来からの製法で、材料は皮と植物の渋。化学的なものに頼っていません。自然素材にこだわりのある方には特におすすめの素材なんです。

『costa』で使用している革は、北米で採られた牛の革を日本の鞣し屋さん（タンナーと言います）によって、植物タンニンで丁寧に鞣して作られています。

【そんな素材の味わいを、存分にお楽しみ頂くために…】

かぶせふたは革の端を活かしてそのまま仕上げました。
ひとつとして、同じカタチは作ることができません。

なので生来の小傷や、虫食い跡、血筋跡などもございますが…こうした風合いも楽しんで頂ければ幸いです。

手帳や長財布、スマートフォンなど充分にはいる大きさです。学生さんの普段使いにも良い大きさかと思います。

金具は国産の真鍮無垢材を使用しました。メッキでは得られない、本物の重厚感です。
こちらも革同様、経年により深い味わいが生まれます。

胴の表中央、かぶせふたで隠れる部分にKALEIDOSCOPEのロゴ刻印を施しました。